ミキです。 結婚生活が長くなると、驚くほど平和な日常が続いていくもの。
でも、その平穏な水面下で、 ふとしたきっかけで激しい波が立つことがあるのね。
これは、夫の親友が我が家に遊びに来た、 ある土曜日の午後の出来事。
……「夫の友人」という、もっとも近い他人。
その日、夫の大学時代からの親友であるタカシさんが、 手土産のお酒を持って遊びに来たの。
彼は夫よりも一回り体格が良くて、 言葉の端々に、どこか野性味を感じさせる人。
リビングで楽しそうに笑い合う二人を見ながら、 私はキッチンで、手際よくおつまみを準備していたわ。
「ミキさん、手伝うよ」
ふいに背後から声をかけられて、心臓が跳ねた。 振り返ると、すぐそこにタカシさんが立っていたの。
狭いキッチンで、彼と私の距離が急激に縮まる。 その瞬間、私の視線は吸い寄せられるように、 彼のグレーのスウェットパンツの股間へ向かってしまったわ。
……スウェット越しに主張する、圧倒的な「質量」。
「あ……」
声が出そうになった。 リラックスしたスウェットの柔らかな生地越しに、 明らかに夫のものよりも大きく、太い「それ」の形が、 重苦しいほどくっきりと浮き出ていたの。
彼が動くたびに、その巨大な塊がゆらゆらと重量感を持って揺れて、 私の視線を暴力的に釘付けにする。
彼も私の視線に気づいたのか、わざとらしく距離を詰めて、 私のすぐ横にあるグラスを手に取ったわ。
そのとき、ふわりと漂ってきた彼の男らしい、少し汗の混じった体臭。 私のナカは、その圧倒的な「質量」への想像だけで、 瞬時に熱い蜜をドロリと噴き出してしまったの。
……背後で響く笑い声と、タイトスカートの中の洪水。
「……ありがとう、タカシさん。でも、大丈夫だから」
平静を装ってそう答えたけれど、 彼がリビングに戻った後も、私の鼓動は早まるばかり。
リビングからは夫と彼の、無邪気で楽しそうな笑い声が聞こえてくる。
(……私、今、夫の親友のソレを見て、こんなに濡れてる……)
その背徳感が、さらに私を追い詰めるの。 エプロンの下、仕事用のタイトスカートの生地が、 ナカから溢れた蜜でじっとりと重くなっていくのを感じて、 私は太ももをギュッと擦り合わせずにはいられなかった。
キッチンで一人、彼が立っていた場所の残り香を深く吸い込みながら、 私はパンティを濡らし続けたわ。
「もし、ここで彼に口を塞がれ、押し倒されたら……?」
そんな不謹慎な妄想が、私の理性をじりじりと焼き切っていく。
……日常の仮面を被って。
結局、その日は何事もなく宴は終わったわ。
「また来るよ」と言って帰っていくタカシさんの背中を見送りながら、 私はいつもの「優しい奥様」の笑顔で手を振った。
夫は「タカシは相変わらずいい奴だな」なんて暢気に笑っているけれど。
夫が隣で寝静まった後、私はバスルームで、 彼を想って重くなったパンティを、一人で静かに洗ったわ。
あのスウェット越しに見えた、暴力的なまでの「膨らみ」。 網膜に焼き付いた、あの重たそうなシルエット。
次に彼が来るとき、私はその形を、 直接この手で確かめずにはいられないかもしれない……。
そんな危険な予感を抱えながら、 私の土曜日は、蜜の匂いと共に静かに暮れていったの。

